5/23 ヒアリング&打ち合わせ
TA赤垣です。
5月23日、smtにて清水さん、北野さんとヒアリングや実測調査の打ち合わせを行いました。(学生は佐藤、平井、青島)
また、設備関係のお話を橋本様に伺う事ができました。お忙しい中本当にありがとうございました。
松原のコメントを赤で書いていくので、ご参照ください。無事はじまったようでなによりです。
この上の写真に映っているのは1:50の大きな平面図だと思います。内装だし、これくらい大きいスケールがいいですね。
■リサーチ班について
時間班|施設の利用状況について調査する。
…3名
空間班|施設の建築、設備的特徴や被害状況について調査する。
…4名
もの班|床、壁、天井や家具等の素材、寸法などについて調査する。
…3名
※現在各班単位で調査を進めており、インタビュー等もこの班毎に行わせて頂きたい。
■調査項目
□ヒアリング
時間班
・2F、7Fで開館当時からの大幅なプログラム変更について
ー変更内容(配置換え、機能の変更)
ー作業環境への影響
・2F、7Fの部屋の利用状況について
ー控え室、託児所の年間利用日数
ー利用者の年齢層の1日の変化
・事務機能について
ー各担当者の人数
ー座席数と位置
ーPC台数
ー震災後の作業環境についての感想
空間班
・チューブの名称変更について
ーなぜ当初の名称から変更になったのか
・空調や照明の利用方法について
ー時間による切り替え、季節による切り替えなど
もの班
・床、壁、天井の素材や家具について
ー現状の素材や家具が選ばれたときの候補と選定理由
→絞って質問します。
・家具や素材について利用者、職員の要望
ーこの家具は使いやすい、使いにくいなど
ー寒い、あついなどの苦情など
□見学、実測
・各階の被害状況の実測
ー7Fについては1時間程度、その他の階については10〜30分程度見学させて頂きたい。
ー空間班4名が実測
・家具の実測
ー2F、7Fの家具についてそれぞれ30分程度
ーもの班3名が実測
サインについてもよく観察してください。松田行正さんのデザインですが、2,7階にみなさんが今回新しいサインを上書きするのもありだと思います。サインは、照明や家具と並んで視覚的に大きな要素だし、内装変更のときには大きな力を持ちます。
■資料について
・各階の平面図、断面図、天伏図の.aiデータ
・1日の来場の推移と人の分布
ー特に2F、7Fでどこが人気があったのか。
・被害状況をまとめたものや写真等
被害前の内観写真を集めておくと、みなさんの改装案を、設計段階でビフォアアフター的にプレゼンできると思います。建築の使われかたのリサーチとあわせてぜひ積極的に、空間をよく示している震災前の画像を集めてください。いわゆるネットサイトに投稿されているようなものも含めて集めるといいと思います。ああいうところでアップされている画像には、つまり施設利用者が無意識に考える絵になるポイントが記録されているわけですし、みなさんの設計の参考になるはずです。
詳細なヒアリングは25日に行います。
smtについては、出版されている本である程度の知識を共有し、質問内容に失礼が無いようにすることを心がけましょう。また、smtの方から情報を提供してもらうだけでなく、自発的に行動し、新たな着眼点を探すことも大切だと清水さんよりご指摘を頂きました。
以上、頑張りましょう。