2011年せんだいスタジオキックオフ!

■2011年せんだいスタジオキックオフ!
2011年度 東北大学大学院1年前期設計課題が始まりました。
この前期設計課題は中国で活躍する建築家・松原弘典氏(慶応義塾大学総合政策学部 准教授)を
講師に向かえ2006年から始まったスタジオで今年で6年目を迎えます。
06年から09年は中国を舞台に、北京の四合院建替え計画(06年)/
北京郊外の若者向け集合住宅計画(07年)/洛陽の遺跡保存計画(08年)/
唐山市の陶器工場地区再生計画(09年)
トルコブルサ市の農業生産施設を核とした村の再生計画(10年)
本年度の課題は、「せんだいメディアテークの改修を通して「その場にふさわしい」空間を考える」です。
天井が壊れてしまったメディアテークの7階と、2010年の開館10周年のときに配置換えを行った2階のプログラムの組み直しと再設計を行うというものです。今年は3月11日の東北地方太平洋沖地震の影響もあり、例年のように海外でのワークショップを行うことはできませんが、今仙台にいる私たちにとって、必ず身になる課題であると思います。

5月15日に松原先生をお迎えして、課題説明とメディアテークの見学を行いました。

この日は開館当初からいらっしゃる学芸員の清水有さんに館内をご案内していただきました。
また、今後ヒアリングなどで御協力のお約束をいただきました。
さらに私たちのOBである学芸員の北野さんには「3がつ11にちをわすれないためにセンター」で
本スタジオを記録していただき、一般に公開されることとなりました。
http://www.smt.city.sendai.jp/wasuren/wasuren.pdf

スタジオの第一歩としてリサーチ項目を学生同士でディスカッションして決定し、グループ分けを行いました。


清水様、北野様、お忙しい中本当にありがとうございました。
履修者の皆様、頑張りましょう!松原先生、今年もどうぞよろしくお願い致します。
TA赤垣