2009.7.3/小野田教授による最後のエスキス

小野田教授による最後のエスキスが7.3(Friday)の今日行われた。


最終講評に向けて大詰めの段階ではあったが、まだまだ課題は残っているよう。
チームによって進み具合もそれぞれだった。


チーム「劇団4人」
劇場を取り込んだ設計を提案していて、その手法は既存工場施設のヴォリュームを抜き取りながら、外部と内部をつなげていく。
敷地全体を、チーム全員で取り組み一貫した手法で作り上げていくこのチームは、手を付けている部分とつけていない部分が分かれていて、今後その部分をどのように作っていくのか、講評会までやる事はまだまだありそう。

エスキス

平面図と模型のスタディ


チーム「もざいく
4人がそれぞれに設計を進めていて、手法もさまざま。
壁厚を変化させたり、外壁は残しながら内部を劇的に変化させるもの。個性があふれている案となってほしい。
しかし、個々の建物・保存や改修の手法は進めているが、間の空間や外部空間の充実がまだ行われていないみたいだった。
どこを設計し、どこを最終講評で見せていくのかという事を考えながら、外部空間や個人と個人の設計の間についてもより良い空間にすることが最終講評までの一つの課題。

平面・断面でのスタディ

エスキス(絞られ中!)


チーム「BODERS」
ここも個人がそれぞれに設計を進め、主に図書館機能を他の機能と混在させながら設計している。
巨大な工場施設を用いた本棚空間、螺旋本棚空間、アートと本、菜園と本。
それぞれに明確な課題をつくり、図面でスタディ中。
図面をチームで一つのフォーマット上で検討していて、外部空間も考えられていそう。
これからは、空間についてもう少し可能性を考えたり、最終講評に向けてプレゼンの準備にも入れそうだ。

イメージたち

エスキス


チーム「磊千虹直」
最もバラバラに設計を行うチーム。個々のアイデアを重視し、教育・ポケットパークというルールは全員が共有しながらも個々の工場跡地の保存方法についてのアイデアを重視して設計している。
今回のエスキスでは体調不良が二人も出てしまったが、個々の設計をがんばれ!
課題としては、他のチームよりも進みが少し遅いところ。いかに最終講評に必要な部分とそうでない部分を考え設計できるかが必要なチーム。

エスキス1

エスキス2


最終講評まで、あと9日。
みんなあとひとふんばり!ふたふんばり!
めにものみせてやれ!



とりあえず今日はおつかれさんです。