第1回 松原エスキス!
5月16日(土)松原弘典さんによる第1回のエスキスが東北大学ギャラリー・トンチクで行われた。
今回は、Group1、Group2ともにマスタープランについての提案を発表した。
Group1は敷地周辺の学校施設の少なさを指摘し、敷地内に中学校を取り込んだ文化中心となる場所とする事を提案した。建築的にはpcketparkを様々な場所に取り込んだ小さな空間に魅力を与えるものとしていくという提案だった。
しかし、マスタープランを決めるという要素が都市計画的なものと建築的なものどちらにも手を出してしまっていて、マスタープランを決めるような統一する要素がない事を松原さんに指摘された。
そこで、マスタープランを決める要素を道路計画と、そこからくる機能配置という大きな二つとしよう!と松原さんからの提案があり、その場で道路配置と機能配置をチーム内でブレインストーミングすることとなった。
その間に行われたGroup2の発表は、敷地全体に微細な地形が存在していることを発見し、その地形に合わせた道路計画と、その道路計画に伴う機能配置(図書館、映画館など教育施設を中心としたEducational complexを敷地中央に、周りを商業、オフィス、住居、公園で囲う)を提案した。
この提案は、先のGroup1に対して発言したことがほぼ行われており、マスタープランとしても地形という明確さがあることから、建築的提案をブレインストーミングする事となった。
その後、両チーム10分程度のブレインストーミングをしては松原さんと議論することを繰り返し行った。
そして、Group1は松原さんとともに道路計画を検討(格闘)し、最終的に3案になった。今後はその3案を清華大学と議論し、一案とすることが求められる。
Group2は、今後の建築的提案の第1案を提案し様々なアイデアを出し合った(主に松原さんが語っていたようだが・・・)。4人ずつの2チームに分かれ設計を行う上での今後の進み方が見えてきた。
今回のエスキスは14 時から17時までのみっちり3時間!
発表だけでなく、その場でブレインストーミングを行い、松原さんとともに案をブラッシュアップするなど、多様な意見や提案を出すいい機会となった。
長かった。。。
TA:ウキタ
Group1発表後のエスキス
Group2発表後のエスキス