連絡事項
こんにちは、松原弘典です。
遠隔地から(おそらく)4回だけの仙台行きのスタジオですので、こういうブログでのコミュニケーションの場所をTAの山村君に作ってもらいました。みなさんよろしく。
私の事務所のウエブサイトは
http://www.bma.net.cn/
大学研究室は
http://matsubara-labo.sfc.keio.ac.jp/blog/
です。SFCの研究室のサイトは毎回学生に議事録を書くようにログを書いてもらっています。この場もみなさんにある程度公共の場であることを意識してもらった上で参加してもらえればいいですね。
夏の清華大学とのジョイントはうまく予算が確保されそうなのでしょうか?
実は今回のスタジオはすでに別の大学との関係の上に成り立っています。アトリエワンの貝島桃代さんがチューリヒのETHで行っているスタジオとの関係がそれで、彼女はいまあそこで、学生と世界の各都市を敷地に戸建住宅の設計課題をやっています。くわしくはここを見てください。
http://www.bow-wow.jp/mt/notice/archives/000043.html
ちなみに1学期目のヨーロッパの都市を対象にした成果物はこちらで見ることができます。さすがETH+カイジマ、なかなかの力作ぞろいです。
http://www.arch.ethz.ch/kaijima/city.html
今は2学期目でアジアのいくつかの都市を舞台に学生が戸建住宅の設計をやっています。北京もそのひとつでBMAでそのお手伝いをしています。
今回の東北大の私たちのスタジオは、このスタジオの準備でBMAが提供した枠組みをほぼ踏襲して東北大でもやってみようという、大胆な(やや安直か?)試みです。北京の実際の敷地を相手に、架空の施主を設定してそこで戸建住宅を設計してもらいます。対象が四合院の集まる北京中心地区ですから、ほぼ改築に近い内容になると思います。実際台北でカイジマスタジオに協力している現地のアーキテクトも現地の大学で同じことをやっているとか。この動きが世界中に伝播するかもしれません(笑)
もちろんETHと今回の東北大学のスタジオの仕組みはだいぶちがうようです。こちらのほうが期間が短いし、おそらくスタジオの規模も小さい。しかし私が北京と仙台を行き来して直接情報を流せるという強みもあります。みなさんの奮闘を期待します。
では当面の課題を
●みなさんの自己紹介を簡単にお願いします(4月24日の日記のところに記入していくのがよろしいかと)
●ETHでの北京住宅分析の最初のスタジオの様子の写真をここにアップします。みんなこうやって北京の四合院に関する映画や小説などからイマジネーションを受けているようです
6月のスタジオの本格開始の前にどんな作業をしているか皆さんの状況を教えてください。(別にログを1つ立てるといいと思います。山村君のほうでコントロールしてください。)
●山村君はこの課題のテーマ、資料などをこのウエブサイト上にもアップしてください。(ヤフーのブリーフケースの中だけだとあとでの参照が面倒ですし、紙で配っただけだと外からの人にはわかりませんので)
私のほうは追って具体的な敷地の状況や、架空施主の情報をここで流そうと思います。よろしくお願いします。
松原弘典/湘南台