松原です03

■連絡事項
みなさんの状況がわからないので(ほかに別の設計課題を
やっているのかとか、今この中国スタジオにどのくらい
時間を割けられるのかなど)、あまり強くはいえないんだけれど、
もうどんどん設計に入ったほうがいいです。そのための準備を
さっさとやってしまいましょう。架空施主への質問と割り振り
などは、ここで「公平に」やろうとせずに、あつまったときに
ぱっと決めてしまったほうがいいのではないですか。


参考までにETHの人たちが施主に出した質問内容をここで
簡単にご紹介します。今見るとよく練られているなあと思います。


最初の質問シートの内容
名前/誕生日/街/職業/結婚有無/家族構成
ペット/メールアドレス/性別/国籍/学歴
収入/宗教/日常の移動方法
現在の住居の、クライアントにとって最も重要な空間の写真
現在の住居に対しての短いコメント
望まれる新しい住居の状態に対してのコメント
自由時間の過ごし方/自宅で何をするのが好きか
一週間のうち何時間自宅で過ごすか/平日の過ごし方
自宅で一番大切だと思う空間


クライアントを理解してから追加で出していた質問には
以下のようなものがあります。
好きな食事、音楽、映画、本/あなたにとってのリビングの意味
料理を作るのは好きか、それとも外食が多いか/あなたにとって仕事とは
住宅の庭の意味は/自分を3つの言葉で表すとすれば
将来的に両親を同居をするつもりか、それともあなたのための住居か
あなたの個人的な将来のプランはあるか/どんなスポーツをしているか
友人を自宅に招くか/新居でも使いたい現在使用中の家具はあるか
新居の倉庫には何を収納するか/自由時間の趣味や特別な興味
あなたの家族皆さんにとって大切なものはなにか


ETHの学生は5月末に10日ほど来日しているそうです。


■今後のスケジュールについて
ここで架空施主との交流のタイミング(2回)もあわせて今後の予定を
考え直すと


5月22日(月)1530−
 宮城学院女子大学 講師 厳氏によるレクチャ
 各自の企画案の発表、施主を割り振り
 そのあと1回目の質問を施主に送る
 東北大のほうで質問を簡潔にとりまとめてBMAの中山氏と
 ヤフーのブリーフケースでデータをやりとりすること
6月05日(月)1630−
 第一次設計案の発表
 このときの案をとりまとめてブリーフケースかこのブログに
 アップし、松原のチェックを受けること。(6月12日までに
 このやりとりをすませたい)
6月19日(月)
 松原によるレクチャ、設計案のエスキス
6月26日(月):設計案のエスキス
 そのあと2回目の質問とそのときの設計案を施主に送る
7月03日(月):設計案のエスキス
7月25日(火):最終講評会

というのでどうでしょうか?いずれにせよどんどん設計に入れる
ように進めましょう。


松原弘典/北京